2011年05月30日

伝統技法ダブテール


こんにちは!家具工房芽生です。
朝までは雨が降っていましたが 会社へ着いたとたん台風一過。急に晴れ渡って新緑に付いた雨のしずくが眩しくなってきましたemoji15

今日は「タブテール組み」という技法について講釈したいと思います
(といっても私も「タブテール」というものがなにか良くわかってなかったので・・・以下、工房芽生の一級技能士であります前田さんから伺った説明ですface15

引き出しの組み合わせなどに使われる技法で
「タブテール」の名前はその形から「ハトのシッポ」のようだということからきてるそうです。↓

確かに!ハトのシッポ見たいですね。言われて初めて気づきましたface15

他に「ロッキング組み」という組み方もあり、↓

「ロッキング組み」でも十分頑丈ですが、より一層抜けにくくなっている組み方だそうで、作る時もちょっと工程が複雑になってくるそうです。
「ロッキング組み」も芽生では更に丈夫になるように「ダボ(画像の丸いところ)」で補強しています。

芽生の「久遠シリーズ」「水屋シリーズ」に使われています。
「100年の時を刻む家具を目指す」と言われるだけあって、細かい部分・見えない部分もしっかり作りこんでいるんですねface13

  


Posted by 家具工房芽生 at 08:37Comments(0)商品紹介