2014年05月15日

芽生のテーブルは無垢材ですよ~合板じゃないよ~【2】

さてさて、

昨日は『合板』『無垢材』の違いを説明しましたが、

今日は、『はぎ合せ』を説明したいと思います。

『合板』『はぎ合せ』も間違いやすいのです。

『合板』は昨日説明したように

うすーく切った木(ベニヤ)の面をボンドで貼りあわせてできた木材です。

重ねて貼ることで厚さをだします。

一方、『はぎ合せ』

木と木の側面を貼りあわせて一枚の板にすることです。

下の画像が『はぎ合せ』

140515-1.jpg

無垢材の側面と側面を合わせて大きな一枚の板にする。これが『はぎ合せ』

お客様からのお問い合わせで

この『はぎ合せ』『合板』と思っている方が多くいらっしゃるのですが、全くの別物です!


また、『はぎ合せ』なしで作っていると思っているお客様も多いのですが、

『はぎ合せ』をせず、一本の木で例えば幅100cmのテーブルを作るとしたら、

最低でも直径100cm以上の木を使わなくてはなりません。

しかも中心部分だけを切り取り、そのほかの部分はいらないということになります。

とても贅沢です!そしてエコじゃないですね。

木が直径100cmに育つのにいったい何十年かかるでしょう??

人間の寿命以上に育たなければならないかもしれませんね。

芽生のテーブル、『はぎ合せ』をせず一枚板で作ったとしたら、

今の価格では到底お売りできることはできないで~す(ーー;)

【一枚板のテーブル】で検索してみてください。

大きさにもよりますが、ダイニングテーブルに使えるくらいの一枚板のお値段、

軽々数十万はするはず!! (;'∀')キャー


そして、基本的に『合板』では『はぎ合せ』はしないそうです。

『はぎ合せ』するのはほぼ『無垢材』のみ。


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140515-2.jpg

芽生では2m×50cmほどの無垢の平板を

見た目の悪い木目や明らかに大きな節などを省いて

幅10cmほどの大きさにして、

注文頂いたテーブルの幅に合わせて『はぎ合せ』して作り上げています。

正真正銘の『無垢のテーブル』『無垢の家具』ですよ!



はぎ合せを合板と勘違いして、

「合板でこのお値段なら、違うところで買えばよかった」

とのご意見を頂くことがちらほらありました
ので、

今回長々と説明させてもらいました。 m(__)m

わかりにくいかと思いますが、

とにかく( `ー´)ノ

芽生のテーブルは無垢材で作られています!決して合板ではありません!



か~ら~のぉ

はぎ合せをしなくて、一枚板でテーブルを作ったら、現在、芽生が提供している価格の何倍ものお値段になります!
  


Posted by 家具工房芽生 at 09:43Comments(0)日々の出来事